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内門宋江陣
内門郷は完全な民俗武芸陣を擁し、特に宋江陣は遠くにまでその名を馳せています。毎年行なわれる宋江陣の一連のイベントは、交通部観光局に台湾12大祭典イベントの一つ及び台湾地区の大型祭典メインイベントとして列せられています。毎年観音仏の誕生日(旧暦2月29日)になると全国各地からやってきた観光客が内門紫竹寺に押し寄せ、宋江陣の演目を見物し、独特の内門宋江文化を体験するのです。 宋江陣の陣形は、言い伝えによれば有名な長編小説『水滸伝』の宋江が城攻めに用いた布陣で、36の天罡星(てんこうせい)、72の地煞星(ちさつせい)の生まれ変わりである108人の英雄が陣を張り、手に旗を持つ人が中央で指揮を取り、銅鑼や太鼓を鳴らして気勢をあげ、隊員の進退及び隊伍を指揮し、城を攻め敵陣を掠めるというもので、すべての動きがスムーズです。福建の漳州と泉州からやってきた移入民は、宋江陣を嘉南平原の南の農村社会に伝え、普段は寺や廟にあって、神仏が出駕する前に武芸陣を演じたり、農閑期に武術を磨き、郷里を守りました。神迎えという行事の際は出陣し神を守護し、魔除けと平和を保ち、郷里の人々を団結させ、武芸を顕彰したりしたのです。 旧称は「羅漢内門」、今まで40の陣を擁し、武芸陣文化が発展し盛んで、その密度は全国でも屈指であり、台湾武芸陣の郷という誉ある呼称もあります。中でも宋江陣は20隊、多くは紫竹寺観音仏の檀家の子弟による武芸陣で、140年以上の伝承を経て、今なお日常的に地域組織で活躍しています。 内門郷宋江陣の隆盛は、一方では明末の鄭氏政権期の軍事訓練から伝承されてきた尚武の精神を表し、また一方では外来の匪賊の狼藉から村を守るという民間の遺風が、極めて特徴のある団結・鍛錬、環境との闘い、村を守る武芸陣として発展してきたという側面があります。また、内門郷は侠客の郷とも称されることにもなりました。 内門宋江陣の武芸団体はすでに国際舞台に進出しており、2003年から「米国フラワーカーパレード」及び「シンガポール新春仮装練り歩きパレード」に参加して以来、広く好評を博しており、国際的に知名度も高まりました。また、韓国江陵市の芸術文化団体の招待で韓国においても演じ、宋江陣の伝統文化を高揚しました。
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